全身施術・脈診

脈診とは

悪い脈を正常な脈に変える全身施術

「脈診」とは、悪い脈を良い脈に変えることで、全身の状態を整える施術です。普段、皆様が脈を意識することはほとんどないと思いますが、手首の脈には五臓六腑(内臓)の状態が現れています。

 

心身の調子が悪くなると、手首の脈の形が「悪い脈」になってきます。そこで、適切なツボに、適切な深さ、かつ適切な方法で鍼を打つと、徐々に脈が「良い脈」に変わります。脈の形が良くなると、表面に現れている症状だけでなく、まだ自覚症状としては現れていない病気まで改善できるのです。これが「脈診施術」というものです。

 

脈診施術は、「なんとなくだるい」「疲れが取れない」などの不定愁訴にも、すぐれた効果を発揮します。

たとえば・・・

たとえば「お腹が痛い」というお悩みがあったとします。
「胃腸の調子が悪い」が原因だとしても、それが胃の機能不全なのか、逆に胃が動きすぎて胃酸過多で起こっているのか、ということも、脈診では把握することができます。

問診と組み合わせることで、皆さんの気になるところに施術を行うだけではなく、原因から改善をしていくことができるのが脈診です。

施術内容

鍼施術は怖くありません

「鍼」と聞くと、「なんだか痛そう」「怖そう」というイメージを持つ方もいらっしゃるかと思います。しかし、使用する鍼は非常に細くてやわらかい鍼なので、「肌に刺さっている」という感覚はほとんどありません。

 

「施術を受けている」という実感はないものの、効果がすぐに現れ、持続性もあることが鍼灸施術の特徴です。0歳の赤ちゃんから高齢の方まで、どなたでも安心して施術を受けていただくことができますので、「なんとなく体調がすぐれない」「スッキリしたい」という方は、ぜひ一度、当院で施術を受けてみてください。

病気の治療を鍼施術でサポート

鍼で病気によるつらい症状やお薬の副作用を緩和し、日常生活を送りやすくすることはできます。そのため、病気の治療中で、つらい症状や副作用でお困りの方には、鍼施術を併用していただくことをおすすめします。

当院では、一人ひとりの症状に合わせた鍼の施術を行います。
ご相談だけでも構いませんので、ひとりで悩まずお気軽にご相談ください。

こんな方におすすめです

  • 日常生活や仕事のパフォーマンスを向上させたい方
  • 心身の疲労回復やメンテナンスをしたい方
  • なんとなく調子が悪い状態をスッキリとさせたい方
  • 病気を持っている方
  • お薬の副作用などがつらい方

脈診セミナー 

臨床研修会で脈診セミナーを開催

年10回(月に1回程度)、脈診のスキルアップを目指して、研修会を開催しております。さまざまな疾患や脈状に関する座学と、実習生同士で脈を取り合って、最適な場所に鍼を打てるようになるための実習をメインに行っています。院長は、臨床研修会で講師をつとめております。

創設者 黒田 嘉孝 先生について

院長の師匠である、故・黒田 嘉孝 先生は、「脈診で全身を診られる鍼灸師を育てたい」との想いから、平成2年に、脈診施術の臨床研修会を創設し、後進の育成に力を注がれました。黒田先生は、中国の古典を紐解きながら、脈診を現代の鍼灸施術にも使えるようにしていった方です。

 

かの有名な松下幸之助氏をはじめ、政財界の重要人物から全幅の信頼を得ていたほどの腕を持つ鍼灸師だった黒田先生。その教えは今もなお、若い世代へ受け継がれています。

対応可能な保険診療一覧

鍼灸施術に保険が適用できる症状

以下の6つの病気に関しては、鍼灸施術に健康保険が適用できます。ただし、主治医の同意書(診断書)が必要となりますので、これらの症状で鍼灸施術を希望される場合は、病院で同意書を書いていただき、当院までお持ちください。

  • 神経痛(坐骨神経痛などの痛み)
  • 腰痛症(慢性の腰痛、ぎっくり腰など)
  • リュウマチ(関節が腫れて痛むもの)
  • 五十肩(肩が上がらないほどの痛み)
  • 頚腕症候群(頸から肩、腕にかけての痛みやしびれ)
  • 頚椎捻挫後遺症(むちうち、頸の外傷など)

手技・マッサージ

もみ返しのない手技・マッサージ

強い力でマッサージをしてもらうと、後でもみ返しが来ることはありませんか? 筋肉は強い力で押されると硬直してしまうため、もっと強い力でほぐさなければいけない状態になってしまいます。

 

当院で手技やマッサージを行う際には、ソフトな力で表面のほうからもみほぐしていきます。そうすることで、効果が芯まで届く上に、もみ返しが少なくなるからです。また、当院で行う手技やマッサージは、タッチはソフトでも、凝ってる部分にはしっかりアプローチができることが自慢です。ぜひお試しください。

吸い玉療法(カッピングセラピー)

吸い玉療法とは、背中に「吸い玉」と呼ばれるガラスの器具を取り付けて、中の空気を抜くことで、体内から体外へ刺激を与え、身体の中の有害物質を排出して血液のめぐりを良くする方法です。血行が良くなることで、血管をきれいにしたり、内臓のはたらきを活発にしたりする効果が現れます。

 

吸い玉療法を行うと、背中の皮膚に色素反応が起きるため、赤みのある丸い跡が残りますが、通常、3日~1週間程度で取れます。事前におっしゃっていただければ、跡が残らないように時間を調節することも可能です。

施術時の注意

  • 吸い玉の跡が残ると困るという方は、施術前に、スタッフまでお知らせください。
  • 施術後は一気に血行が良くなるので、お酒を飲むと、酔いが回りやすくなります。飲酒をされる際には、ご注意ください。

使用機器

中周波施術器

接骨院としての保険施術で使う機器です。皮膚の表面から3cmほど下にある筋肉をほぐし、血行を改善します。

近赤外線施術器

フェイシャルなどに使う機器です。近赤外線をあてることで、皮膚の表面から5cmほどの筋肉をゆるめて血行を良くします。関節の痛みの緩和にも効果的です。

身体の内側から健康に美しく

どのような症状の方にも最適な施術をいたします

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