森鍼灸整骨院ブログ

2014.08.27更新

自由が丘の森鍼灸整骨院 森です。
今日は、8月なのに冷房がいらないくらい涼しいですね。
ほんの数日前までは30℃以上の気候でしたから、寒暖の差で身体のだるさが感じやすいと思われます。
ゆっくりと湯船に浸かって、身体を温めるのも一つの手段ですね。

さて、先日の【関節リウマチ】の続きになります。
当院で行っている治療の一例をご紹介致します。

【関節リウマチ】は、免疫系の疾患ですので[脈診鍼治療]による全身治療を行います。
手首の脈(12カ所)の状態から五臓六腑を診断し、腕や足・お腹や背中にあるツボに鍼治療を行います。

なぜ全身治療が必要なのか?痛い部分や変形を起こしている部分だけで良いのでは?
と思われるかもしれません。

東洋医学の考え方では、腎の働き(腎は左右2つあり、特に右の腎)が影響しています。
右腎では熱を作る働きがあり、その働きが過剰になって関節に対して悪影響を及ぼしています。ですので、右腎の働きを正常に戻していかなければなりません。
また、長期に渡り鎮痛薬などの薬を服用するために、胃腸が弱り免疫力も衰えてきます。
部分的な施術では鎮痛効果は望めるものの、根本的な治療が出来ないために脈診鍼治療による全身治療を行います。

下部写真でもあるように、症状のある関節に対して鍼やお灸を行います。
関節の痛みやその周囲の軟部組織の炎症などに対して効果があります。

この症例の患者様は、1週間に1度のペースで来院されております。
継続的に鍼灸治療を行うことによって、日常生活の質の向上を目指します。

関節リウマチでお悩みの方は、当院までご相談ください。
早期治療が重要です。

森鍼灸整骨院 森

右の手首の鍼施術例
 

右肘の鍼灸施術例
 

投稿者: 森鍼灸整骨院

2014.08.26更新

自由が丘の森鍼灸整骨院 森です。
先週までの暑さが一段落し、身体のだるさを感じられている方が増えております。
温度差・冷房によって体調が変化しておりますのでお気を付け下さい。

さて、今日は長年【関節リウマチ】を患らい、当院に通院されている患者様の治療について記載したいと思います。最近、患者様やご家族の方から【関節リウマチ】についてご質問される機会が増えております。

【関節リウマチ】は、身体の様々な関節が炎症を起こして腫れて痛みます。時間の経過と共に関節が変形を起こして日常生活に支障が起こってきます。
30代から50代にかけて、また女性の方が男性に比べて発症が多いです。(約3倍)
診断の指標として2010年に米国および欧州リウマチ学会(EULAR)が合同で新しい分類(診断)基準を発表しました。詳しくは[日本リウマチ財団]を参照下さい。

当院では、基本的に脈診鍼治療による全身治療に加え、お灸・置き鍼(皮内鍼)・湿布等を症状によって組み合わせ行います。

さて、患者様 64歳 女性 会社員の方で私の修業先の鍼クロダに1985年8月から通院を始めていました。当時は関節リウマチ発症前で頚肩コリや腰痛で通院しています。
2001年7月頃(当時51歳)、左右の足裏に痛みが起き歩いても痛みを感じ、さらに左手の薬指が曲がったまま伸びづらくなってきました。その後、3ヶ月後に両膝に炎症、腫脹、関節液が溜まり、歩行痛がさらに酷くなってきました。この時点で、関節リウマチと診断されました。時間の経過とともに、両手指、両側股関節、両側肩関節、両側肘関節に発症しました。

現在の右手の状態

 

現在の左手の状態


上記写真は発症して13年経過している現在の手の写真です。多少の関節の腫れや変形がありますが、外見からはほとんど分からない状態です。

医師の投薬と共に継続しておりました脈診鍼治療により、現在、日常生活、仕事(組紐を組む)等支障無く過ごせています。しかし、時々どこかの関節で痛み、うずき、腫れ等が出現する時もあります。
その際、状況に応じて、鍼を部分的に行ったり、お灸をすえたりしていきます。
施術中にお話をしている際、「リウマチを発症した時期位に病院で出会った方と比べて、私(患者様本人)の関節はあまり変形をしていない。」とおっしゃられています。

関節リウマチは、免疫系の疾患です。
東洋医学での考え方では、腎の臓器の働きが悪くなっている為に身体の熱が過剰に生産されて、その熱が関節に悪影響を与えてきます。脈診鍼治療で、脈の状態を戻し、身体の気と血の流れを正常にし、臓器の働きを正常にするよう働きかけます。上記の患者様は、現在に渡って週に1回治療に来院されております。発症する前から来院されているケースではありますが、早期に治療を開始すれば病状の進行を遅らせる事が出来ると思います。

次回は、鍼灸治療の様子を写真で紹介したいと思います。

森鍼灸整骨院 森 衛
 

投稿者: 森鍼灸整骨院

2014.08.19更新

自由が丘の森鍼灸整骨院 森です。

皆様、楽しいお盆休みを過ごされましたか?
私は、妻の実家である香川県善通寺に帰省しておりました。

夫婦共々治療家が移動していますと、親戚から色々な身体の悩みを相談され治療しています。
肩こり、腰痛や美容鍼まで...。
今回、妻の"はとこ"が東京から香川に飛行機で来た際、航空性中耳炎に初めてなり、初めての鍼治療を受けてもらいました。

航空性中耳炎とは気圧の変動に伴い起こる病気で、一般的な症状は耳痛、耳の閉塞感、難聴、耳鳴り、頭痛、めまい等があり、航空機だけではなくビルのエレベーターや電車や車でトンネルに入った際に起こる事もあります。
航空性中耳炎について詳しくは、一般社団法人 日本旅行業協会の「航空性中耳炎について」をご参照下さい。

話は戻りまして、はとこ家族は東京から香川に到着後すぐに妻の実家でお盆の集まりに参加しました。
親戚同士の集まりで色々な話をしていると、飛行機を降りてから耳の詰まった感じが取れず痛いと言ってきました。
母屋の隣に妻の治療院があるので、場所を移動して治療を始めました。
初めての鍼治療なので1本試しに鍼を刺して様子を聞いてみたら、鍼の痛みは大丈夫と!
耳の回りのツボに鍼を刺し、その後に脈診鍼治療を行いました。
はとこの症状がすっかり無くなり母屋に戻ると、先程まで痛くてあまり食べてなかったようで食欲旺盛で食べてました。

航空性中耳炎は、パイロットや客室乗務員の方だけではなく、一般の方にも多い病気です。
1度なると再発し易いですが、つらい時こそ早めの鍼治療で良くなります。

森鍼灸整骨院 森

投稿者: 森鍼灸整骨院

2014.08.01更新

こんにちわ。
自由が丘の森鍼灸整骨院 森です。

今日から8月になりましたね。
日差しが厳しい日々が続き、熱中症に気を付けてお過ごし下さい。

院内でもご案内しておりますが、8月のお休みをご案内させていただきます。

通常休診日 8月3日、10日、17日、24日、31日(毎週日曜日)
夏休み    8月11日(月)~15日(金)

尚、10日の日曜日以外、事前にご連絡頂ければ自由診療(鍼治療など)は受付しております。

ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願い致します。

森鍼灸整骨院 森

投稿者: 森鍼灸整骨院

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