自由が丘の森鍼灸整骨院 森です。
今日は、患者様との会話から。
「湿度が高いところに行くと調子が悪くなる」という会話がありました。
東洋医学では、身体の外側から侵入する邪気(=外邪)という考え方があります。
この外邪の種類は、①風邪②寒邪③暑邪④湿邪⑤燥邪⑥火邪 になります。
今日は、湿邪。
湿気は、湿った空気。
湿っている大元は、水です。
そして、水は身体を冷やす作用があります。
患者様は、仕事の関係で南国に出張で行ってきたという会話の内容から出てきました。
そして、寝苦しかったから、「除湿」にエアコンをして就寝したと。
身体が湿気で冷えているところに、除湿でさらに身体を冷やし…。
冷やしの相乗効果で身体が悲鳴を上げて来院されました。
このような場合は、身体の内側から元気にさせる「脈診鍼治療」が効果的です。
身体の状態を手首の脈をみて、的確に身体が良くなるツボに施術をおこない疲れ、ダルさを出してお帰りになりました。
疲れ、不調は、貯めておく必要のないもの。
早期治療、早期改善が効果的です。
森鍼灸整骨院
森 衛